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トレジャーデータ(Treasure Data)公式ブログ

トレジャーデータ(Treasure Data)公式ブログです。

Treasure Data × HEMS がもたらすスマートなエネルギー統合管理(前編)

はじめに

トレジャーデータはクラウドでデータマネージメントサービスを提供しています。

 

最近よく耳にするようになった「HEMS」という言葉は、元は住宅・電機メーカー業界では2000年代から扱われていた概念でした。

しかし最近,IoTへの意識の高まりとソーラーパネルなどの発電設備の進化、およびその家庭用蓄電池の革新(テスラの世界最高効率の家庭用蓄電池「Powerwall」は大きな話題を呼びました。)

トレジャーデータでもIoT(モノのインターネット)との関わりの中で「モノ」にあたる

自動車(テレマティクス)

買い物かご(ビーコン活用事例,実店舗購買行動分析)

を取り上げてきましたが、今回は「様々な家電」と「電気エネルギー」を IoT における「モノ」として紹介していきます。

HEMSとは

HEMS(Home Energy Management System)とは何でしょうか?TOCOS-WIRELESS.COM 様がわかりやすく説明をしてくださっているのでここから引用させて頂きます:

HEMSとは家庭内のエネルギー監理システムの意味で「ヘムス」(英語発音ではヘムズに近い)と読みます。

 

HEMS(ヘムス)と聞くと家庭内の消費電力を室内のディスプレイで表示する装置を想像しがちですが、HEMS(ヘムス)はエネルギー管理システム全体を意味するものです。

 

HEMS(ヘムス)とはHAN(Home Area Network)と連動し家庭内のエネルギー管理をするためのシステムです。HEMS(ヘムス)により電力の使用を効率化でき、節電やCO2削減に役立ちます。HEMS(ヘムス)とはエコロジーと居住快適性を実現するための技術です。

 

HEMS(ヘムス)を構築する際にソーラーパネルを使用して太陽光発電や燃料電池で電気を起こし、その電気をリチウムイオンバッテリーのような蓄電池に蓄えて使用する場合、発電量と蓄電量をリアルタイムで把握する必要があります。更にHEMS(ヘムス)は家電機器が現在どれくらい電気を消費しているかを知る必要もあります。個々の家電機器の電力消費量を把握し制御することによってより細かな電力管理が可能になります。電気自動車のバッテリーの残量の把握や充電のタイミングを制御する必要もあります。 HEMS(ヘムス)では電気自動車のバッテリーを電源として利用するというアイデアもあります。

(出典)

http://tocos-wireless.com/jp/

HEMSとは(ヘムス) BEMSとは(ベムス) CEMSとは(セムス) FEMSとは(フェムス)

 

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↑ HEMSは家庭内のあらゆる家電の電力消費量とソーラーパネルからの電力発電量をうまく管理してくれます。ここにデータ分析が加わることで,それぞれの家庭ごとに,エネルギーコストの最適化するモデルを提供することができるのです。

また、日本の大手電機メーカーも、スマートHEMSやクラウドHEMSとしてソーラーパネルとスマート家電を自宅に持つ顧客向けに、本格的なサービスを展開しています。それぞれのメーカーのリンク先にHEMSのわかり易い図解がありますのでこれらも是非ご参照下さい。

  • 東芝HEMS は「エネルギーの見える化」と「家電の遠隔操作」を実現したサービスを提供しています。
  • パナソニックのスマートHEMS はソーラーパネルやスマート家電,さらに電気自動車の電力を統合的に管理するシステムを提供しています。
  • 三菱の提唱するZEH は、ご家庭で消費する年間エネルギーを太陽光発電などの創エネルギーで相殺して、おおむね「0(ゼロ)」にする住宅の実現を推進しています。

電力小売り自由化がHEMSを後押し

2016年に電力小売り自由化が実施されます。これにより電力会社から,さまざまな時間帯別料金メニューを選択できるようになります。今後設置が進むスマートメーターとHEMSが連携することで,電力料金が安い時間帯に合わせたおトクな電気の使い方や,電力の受給状況に合わせた自動制御など,無理がない節電が可能になります。

トレジャーデータとHEMS

クラウド上にビッグデータ分析プラットフォームを持つトレジャーデータでは,家庭内の様々なセンサーデバイス(家電)からのログ収集を可能にし,かつそれらと天気データなどのオープンデータを組み合わせた統合型HEMSプラットフォームの提供を目指しています。

 

上のグラフは後編で紹介する一例ですが、電気エネルギーに関するあらゆる指標の見える化によって、エコへの取り組み自身が楽しみとなり、スマートライフプランを推進して行く事が可能になるのです。